200510 仕事選びのポイント2(給料・キャリア)

今回は「仕事選びのポイント2」というテーマで話をします。先日の記事で仕事内容や勤務地を取り上げましたが、今回は給料を取り上げてみます。私の結論は、目先のお金(給料)だけで選ばない方がいいということです。考え方のポイントは、お金を生み出す能力を身につけられるかどうかです。

給料を優先した場合のメリットとデメリット

短期的に考えれば給料が多い仕事を選ぶのは賢明なように思えます。
ただし、お金だけあっても、お金を生み出す能力を身につけることができなければ、仕事を失った瞬間にお金の心配をしなくてはならなくなります。

お金というものは生活している限り、減っていきます。お金だけを基準に仕事を選ぶのであれば、お金は得られるかもしれません。ところが、その会社が倒産したり、リストラされた時点でお金が増える要素がなくなってしまいます。

一昔前は、会社に人生をささげる考え方でも成立していました。けがや病気で働けなくなっても、会社が面倒を見てくれます。ところが、現代には残念ながら当てはまりません。市場環境は完全に実力主義で、適者生存という厳しい状況にさらされています。会社や仕事自体がなくなる可能性が高いということです。

世間の傾向(給料での仕事選び)

20代前半の頃は、社会経験も少ないため大勢の人は熟考しないで職業を選択してしまいがちです。熟考していたつもりでも、知らなかった部分が徐々に見えてくるようになります。ところが、すでに生活基盤ができてしまっているため、なかなか新しい方向に舵を切ることができずに何年も何十年もその生活から抜け出せないということがあります。

また、お金とは共通の価値基準でもあります。就職や転職の際には、本人の価値や期待を表す指標としても用いられます。同じような仕事であれば、給料の高い方を選んでしまうのが人間です。

お金を生み出す能力とそのメリット

一方でお金を生み出す能力を養っておけば、仕事を失ったとしても新たにお金を生み出すことは可能になります。
自分にあった仕事を探すことができて、仕事に見合った給料を受け取ることができるようになります。 「お金を生み出す能力」を培うことができれば、年をとった後でもお金の心配事が減ります。
短期的な貯蓄という点では不利になるかもしれませんが、長期的な視点で考えればお金以外のものを残すことができます。(将来にその能力に対して需要があれば・・・の話にはなりますが)

人生という長いレースで考える

キャリア形成既得権の話で同じようなことを話していますが、長期的な勤続を前提としたときに、どこに価値を置くかということを話したいと思います。最初のうちは誰でもお金の心配はつきものです。少し金銭的な余裕ができたあとは、人生という長いレースをどう攻略するかを考えるタイミングだと思うのです。

ほとんどの人は、レースが始まってスタートダッシュをしたあとで息切れしてしまい、その状態で以降のレースをゆっくり走ったり歩いたりしながらゴールを目指します。中には途中でリタイアする人もいます。(先述した20代前半に選んだ仕事の事例)

なかには、そのレースを途中でやめて、新しく別のレースに参加する人もいます。一時的には不利な状況になるかもしれませんが、場合によってはそちらのレースには競争者が少なかったり、ゴールが近かったりします。もちろん、逆に悪化する場合もあります。(転職者や起業者の事例)
ごくまれですが、たくさんのレースを連続してゴールする人もいます。(パラレル起業家や有名経営者)

20代前半で選んだ選択肢だからといって、状況や考えが変われば行動を見直すことは悪いことではありませんし、世間の成功者と呼ばれている人たちは柔軟に行動を見直しているように思えます。自分に向いていると思う分野や自分が進みたい分野に挑戦しても良いはずです。(簡単な状況でないうえに、結果責任で評価されることにはなりますが・・・)

まとめ

給料・キャリアの視点での仕事選びについて、紹介しました。
仕事には色々な切り口があるかと思います。生活のため、お金のため、やりがいなどです。お金は一つの基準として扱われるため、物事をお金に換算することは客観的な価値の判断に繋がり、わかりやすい方法ではあります。

余裕ができれば、何が一番重要なのかということを考える参考にしてみてください。確かに働くことで労働時間の対価として給料を受け取ることができます。お金以外に得られるものがあるのかどうかということが一つの基準になります。
世の中には労働力以外にも価値のを認められることがあります。 ある程度お金に余裕ができた人であれば、短期的な給料よりも「お金を生み出す能力」を養うべきだと考えています。年を取れば学習意欲や体力もなくなってきます。そもそも健康状態が悪化すれば、働くこと自体が不可能になります。その時に気付いてもすでに手遅れです。長い人生で考えた時には、お金ではなく「お金を生み出す能力」を養っておいた方がメリットが大きいように思えます。


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