200602 自分にはできないと思っている人に伝えたいこと

今回は「自分にはできないと思っている人に伝えたいこと」というテーマで話をします。大人になると自分の能力の限界をかなり低く見積もる人がいます。やればできることでも、面倒だから、自分にはできないからといって挑戦しません。今回はそんな人たちにメッセージを送りたいと思います。

世の中の職業は凡人で構成されている

ほとんどの人は自分を凡人だと考え、専門職に就くような人は優秀だと考えています。自分には能力がないから専門職に就けなかったと考えています。医者や弁護士などの資格が必要な職業を除けば、ほとんどの職業に採用時点での差はないと考えています。
仕事に就いて能力を磨き成長している少数の人物がいる一方で、大勢の凡人がいることも事実です。

近年の大企業のリストラ報道、日本の生産性が過去30年で停滞していること、国際的な競争力が落ちていることからもイメージしやすいかと思います。

また、ほとんどの仕事は長期的な習熟を必要としません。習熟を必要とする仕事ももちろん存在しますが、世間の大半の仕事は凡人でもこなせる内容です。毎日同じことをやっていれば1~2年もあれば、それなりに仕事をこなせる人材になることができます。
人材育成に5~10年もかかるような産業では、会社として経営が成り立たないことはイメージできるはずです。教育投資しても退職や転職されると、すべて無駄になります。それならば、実力のある即戦力を最初から採用するはずです。
ということで、大半の仕事は凡人で処理できるようにデザインされています。

最初の入り口(入社時)で運やコネはあったのかもしれませんが、別の方法で実力を付けることができれば、途中からでも職業を変えることはできます。

学歴の錯覚

自分は学歴がないから・・・という人がいますが、学歴は仕事の出来とは関係ありません。
周りの人物をよく観察してみてください。それなりの規模の会社に勤める人物であれば高学歴な人とそうでない人がいるはずです。彼らの仕事ぶりをよく観察すれば学歴との相関がないことに気付くはずです。
※ただし採用時点で学歴が有利に働くことは事実です。その職種で何も実績がない若い頃は、「有名大学の受験に合格した」実績はその人物がそれなりに努力したことの証明になっているからです。


自分にはできないという錯覚

大人になれば挑戦しない人が大勢います。
彼らの主張は、「自分にはできないからやらない」というものです。やりたくない人に挑戦しろというつもりはないのですが、誰でも最初はできないものです。
「いまの自分」にできなくても、1~2年後の自分ができるようになればよいのです。テクノロジーの進んだ現代では、探せば欲しい情報を安価に入手できます。本人が成長意欲を持てば、少しずつ小さなステップを積み上げていくことは可能です。もちろん時間はかかります。短期的に大きな効果は出ませんが、長期的に取り組めば大きな成果となって返ってきます。

life shiftという書籍がありますが、この本を読んで人生設計を見直すことを勧めます。将来の人類の生き方や考え方をわかりやすく紹介してくれています。

世間の成功事例の紹介

いくつか世間の事例を紹介します。

英会話ができる人は日本国内にも徐々に増えている印象です。
英会話にもレベルがありますが、少なくとも意思疎通ができるレベルを英会話できるということにします。地方でも外国人居住者は増えています。また、2019年度1年間での海外からの訪問者数は3000万人を超えています。観光業や飲食業でも英会話の機会が増えていることは事実です。こうした背景から徐々に英会話慣れが進んでいるようです。 彼らが専門の英会話教育(海外生活や大学での専攻など)を受けているかというと、そんなことはありません。ほとんどが小さく学び始めて練習を重ねてスキルを磨いたのです。


プログラミングの事例も紹介します。
10年ほど前からIT産業は盛況です。日本でのプログラマー人数は約90万人といわれています。学生時代に専攻していた人もいるかもしれませんが、会社に入って学んだ人の方が大半だと思います。独学者の話もよく耳にします。というのも、そもそもプログラミングという産業はまだ歴史が浅いため教育機関も充実していません(民間のスクールは除きます)。
要するに、英会話と同様に大半のプログラマーが自分で勉強しているということです。


過去の経歴はいったん無視して、自分の現在と将来をイメージしながら少しずつ前進む努力をすれば、誰でも英会話ができるようになり、誰でもプログラミングができるようになります。たまたま英会話とプログラミングの話をしましたが、これは他の事柄でも同じです。



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