お勧め書籍紹介
このサイトでは私が過去に読んだ本の中で評価の高いものを選んであります。
興味がある方は是非読んでみてください。
ストーリーとしての競争戦略(著者:楠木 建 )
マブチモーター、スターバックス、ガリバーなどの成功事例から事業戦略の参考になります。一見して「不合理な活動」が全体を通して合理性を持ち、この不合理性のおかげで、競合がまねできない「強み」を形成しています。
内容も面白くて参考になる書籍です。
超加速経済アフリカ(著者:椿 進)
近年のアフリカの開発をまとめた本で、既得権者のいないアフリカでは新しい産業が育ちます。銀行口座やATMを持たないでも決済サービスができたり、ドローン輸送が導入されていたりします。10年後のアフリカには、日本よりも優れた社会インフラが育つ気がします。
シリコンバレーのベンチャーキャピタリストは何を見ているのか(著者:山本 康正)
著者の山本さんは複数の業界・仕事を経験され、魅力的な人生を歩んだ方です。 シリコンバレーの状況、日本企業・社会の具合の悪い点、最先端の産業、ベンチャー投資の極意などが記載されています。
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ(著者:ピーター・ディアマンディス)
自動運転、高速移動、AI、デジタル革命、教育産業、環境問題、スマートエコノミーなど、近未来の見通しに役立つ内容を紹介しています。海外に行く機会の少ない人にオススメです。(こういう情報を定期的にインプットしないと、変化の少ない日本では浦島状態になってしまいます)
両利きの経営(著者:チャールズ・A・オライリー)
大企業がなぜ破綻するのか、市場動向・技術トレンドに適応するにはどうすればよいのか、成熟事業と新規事業の共存をどのように取り組めばよいのか、について大企業の事例をもとに解説しています。会社員の方は自社の状況を顧みる参考になります。
マーケット感覚を身につけよう(著者:ちきりん)
ものの価値についての考え方や事業戦略の参考になります。就職面接、転職市場、自己研鑽などでも役に立つ考え方です。 キャリア形成を考えているけど何から始めればいいかわからない。そんな悩みを持っている人は本書の考え方を参考にしてください。
あなたの仕事はなぜ終わらないのか(著者:中島聡)
仕事のやり方について参考になる書籍です。個人的にはすべて同意で私も同じような考えで仕事をしてきました。 windows95の開発設計者である著者のマイクロソフト時代のエピソードだけでも楽しめる本です。
ネット興亡記(著者:杉本貴司)
約20年前からのインターネットビジネス開拓者たちの苦労や活動がドキュメンタリー形式で回想されています。
イノベーションのDNA(著者:Clayton M. Christensen)
イノベーションを起こすのは簡単ではないですが、この本の内容は参考になります。(下記一部抜粋)
・質問、観察、実験に注力すること
・イノベーションに費やす時間を増やすこと
・経営者がイノベーティブであること
・チームを小さく保ち、大きな目標を与えること
イノベーションのジレンマ(著者:Clayton M. Christensen)
大企業が目立たない潜在的なマーケットに参入できない理由、新興企業が大企業を脅かすメカニズム、事業規模と新規事業への参入障壁の関係などについて具体例を挙げて記載されています。
最新オールカラー クルマのメカニズム(著者:青山元男)
自動車の主要部品の特徴や要求事項について詳しく書かれています。CASEで話題の自動車産業ですが、本当に自動車は奥が深いので興味ある方は是非読んでみてください。
IATF 16949:2016 解説と適用ガイド-IATF認証取得及び維持のためのルール 第5版(著者:菱沼 雅博)
2016年にTS要求事項が改定されIATFになっています。自動車産業に従事している方にオススメします。
デフレの正体 (著者:藻谷 浩介)
日本の80年代の好景気とその後のデフレの原因がわかりやすく記載されています。最も高齢化が進行しているのは首都圏というデータ(当時)も驚きです。
財務3表一体理解法(著者:國貞克則)
財務諸表の概要を具体例を挙げてわかりやすく説明してあります。P/L、B/S、C/Fの関係や財務諸表の見方・考え方を理解するには最適な1冊です。これから会計を学ぼうとしている方にはおススメです。
マネーロンダリング(著者:橘 玲)
この本は金融小説ですが、小説といっても金融業界に関する情報量は深く、金融業界についての情報を小説を読みながら学ぶことができます。小説自体も構成がしっかりしてあり、エンターテイメントとしても楽しめます。
21lessons(著者:ユヴァル・ノア・ハラリ)
歴史、経済、政治などを総合的に分析・検討した名著です。(下記一部抜粋)
「ナショナリズムを信望する指導者たちはグローバルな貿易を批判するが、
自国のネットワークから完全に切り離すことを真剣に考えている者など一人もいない」
「第二次世界対戦に関して驚嘆すべき点の一つは、戦後、敗戦国がかつてないほど繁栄したことだ。ドイツとイタリアと日本は軍隊が完全に壊滅してから20年後、前例のないレベルの豊かさを享受していた。なぜ膨大な数の人々に不要な死と破壊をもたらしたのか?
全ては馬鹿げた計算違いにすぎなかった。1930年代に日本の将軍や提督、経済学者、ジャーナリスト達は、朝鮮半島と中国沿岸部の支配権を失えば、経済が停滞する運命にあるということで意見が一致した。だが、彼ら全員が間違っていた。」
自由の命運(著者:ダロン・アセモグル)
前作の「国家はなぜ衰退するのか」と同様に国家構造と経済成長につながるインセンティブのつながりについて歴史的事例を参照に詳しく解説した名著になっています。世界中の歴史的事例からの学びを紹介していて、国の繁栄がどれほど難しいかがよくわかります。
「全世界史」講義I 古代・中世編(著者:出口 治明)
「全世界史」講義Ⅱ 近世・近現代編(著者:出口 治明)
作者の出口さんの職業は歴史学者でないにもかかわらず、世界史に関して深い知識を持っています。4大文明から近代までの世界の歴史の流れを分かりやすく記載されていあります。また近代では日本の歴史と世界の出来事を関連して記載されています。
国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上)(著者:ダロン・アセモグル)
国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(下)(著者:ダロン・アセモグル)
資本主義経済と政治の関係を歴史の出来事から説明しています。なぜ途上国では成長が継続しないのか、なぜ未開地のアメリカやオーストラリアが発展して、文明や資源のあった中南米は途上国のままなのか、なぜ北朝鮮と韓国で異なる経済成長の結果が生まれたのか、など学校の教科書に取り入れてもらいたいくらい立派な書籍です。
地球の未来のために僕が決断したこと(著者:ビル・ゲイツ)
脱炭素の解決に向けた全体像がわかります。彼の膨大な調査と検討には感嘆します。
マジックワードのように世間で使用される「脱炭素」ですが、実現に向けた課題を理解するにはおすすめの一冊です。
明日の幸せを科学する(著者:ダニエルギルバート)
「幸せ」は便利な単語でも具体的な現象を説明するのは難しい。 他人からは幸せに見える億万長者が実は不幸だったり、他人から不幸に思える冤罪被害者が実は幸せを感じていたりします。それを脳の機能から科学的、実験的に説明してくれています。
異文化理解力(著者:エリン・メイヤー)
トップダウン/合意形成、ローコンテキスト/ハイコンテキスト、平等主義/階層主義、タスクベース/関係ベース、、、など、グローバルに仕事をするうえで各国の文化的背景の参考になります。
※日本の稟議や根回しについても、特異な事例として取り上げられています。
モチベーション3.0(著者:ダニエル・ピンク)
金銭というインセンティブを付け加えても、意図した行動には結びつかないどころか、逆効果を引き起こすという主張は興味深いですね。 「人はなぜ働くのか」という問いのヒントを与えてくれます。
伝説のハッカーが教える超監視社会で身をまもる方法(著者:ケビン・ミトニック)
スマホで便利になった世の中ですが、メールでも写真でも個人情報をクラウド上に上げるとプライバシーが丸裸になるという事例を紹介しています。ブラウザの利用履歴やメールサービスですら不可視ではいられないようです。本を読むと、電子機器の利用方法を見直す参考になります。
FACTFULNESS(著者:ハンス・ロスリング)
著者の経験をドキュメンタリー形式で紹介し、世間の間違った認識について読みやすく記載されています。幸いにも私は海外旅行経験のおかげで、大きな認識のずれはありませんでした。
ホモデウス(著者:ユヴァル・ノア・ハラリ)
コンピュータアルゴリズムが人を管理する時代がそう遠くない将来に来る」という持論を歴史的、哲学的、科学的に展開しています。なかなか興味深い本です。
WORK SHIFT(著者:リンダ グラットン)
未来の働き方や課題を多方面から取り上げていて、働き方の多様化と人生設計のヒントがつまっています。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略(著者:リンダ・グラットン)
有名な本なので、わざわざ説明する必要はないと思います。人生100年時代の生き方のヒントが詰まっています。 このリンダ・グラットンさんは、過去に世界で最も影響力のある経営思想家の1人として選出されています。
お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (著者:橘玲)
金銭面での人生設計や社会制度の歪について詳しく説明された1冊です。身近な事例で挙げるとマイホームの購入・教育費や生命保険、社会保障費について大変参考になります。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復(著者:スティーブン・R・コヴィー)
この本も有名な本なので、わざわざ説明する必要はないかと思います。
まだ読んでいない方は是非読んでみてください。