100822 Machu Pichu(マチュピチュ)

午後、クスコから電車で3時間ほどかけてマチュピチュへ移動しました。 山頂の神殿はまさにドラクエの世界です。陸の孤島とはまさにこのことで、ここへの唯一のアクセスはこの電車のみ。 2010年初旬に大雨による被害でアクセスが絶たれてしまってつい7月に再開したばかりです。

かつてスペインによる侵略時代にも、この場所は見つからず、その後300年以上にわたり見つからなかった神聖な場所です。 たかが100km程度の距離とはいえ山々に囲まれたこの場所では探索は簡単ではないようです。

その日は一泊して、翌朝6時、いよいよ天空都市マチュピチュへ向かいました。 ハイラムビンガムロードという曲がりくねった道を歩いて登山する方法と、バスで山頂付近まで行く オプションがあります。どうせ山頂で歩くことが分かっていたので私はバスで上がりました。 (ハイラムビンガムはアメリカの歴史学者で彼の名前にちなんでこの名称になっています。)

内部を一周するだけでも2時間くらいはかかります。 登山は好きだったので、私はいろいろ歩いて回りました。 海とは違い、登山は山岳地帯に行くときの楽しみです。

話を聞くと、この遺跡は建築技術以外にも宗教的な思想であったり、 天文学や暦の予想といった科学的な部分でも注目する点がたくさんあって本当に学ぶところが多い。 それにしても治水だけでも相当大変なはず、どうやって山頂まで水を引っ張ってきたんでしょうか。 地下灌漑とはいうものの高低差を考えるとそう簡単ではないはず。 この国の歴史は深いね。

ふもとの町です。

山頂です。