151001 San Lucas(サン ルーカス)

10月ですが、少し遅い夏休みを取得しました。 今回の目的地は、サンルーカス(バハカリフォルニア)です。 この場所はメキシコ西海岸の細長くなっている地方の先端部分です。 海を見ながら、のんびり休暇を過ごしに来ました。

いくつか魅力的なアトラクションがありますので、紹介します。

ジンベイザメと泳げるツアー

ツアーガイドがボートで沖に出て野生のジンベイサメを見つけてくれます。 素人には水中のサメなど見つけることはできませんが、サメを発見すると シュノーケルをつけて一緒にサメと泳ぐことができます。 1グループ4~5名ほどの集団で、1名のインストラクターがついて対応してくれます。

さすがに水中なので、写真は撮れないと思ってカメラを準備していなかったので写真は ないのですが、興味があればオンラインで検索してみてください。

まわりの観光客は水中で使用できるカメラを準備していました。 専用のケースがあるようですね。 私は完全準備不足で写真1枚も取れませんでした・・・・。

カジキ釣り

このあたりは海もきれいで、カジキが釣れます。 シーズンがあるので、行く場合はよく計画してみてください。 私が訪れた10月は、やっていました。

早朝に港を出て、数本の釣り竿に餌をつけてひたすらボートで走ります。 何時間もず~~~っと、ボートで移動を続けます。 運が良ければかかります。運が悪ければ、ただの移動で終わります。 私が参加した時は運よく1匹かかりました。 波も高いので船酔いにも十分注意が必要です。 トイレはボート内にありました。   日差しが厳しいので、必要あれば日焼け対策を。

途中から私に釣り竿を持たせて吊り上げさせてくれます。

普段釣りなどしない自分は、たいして要領を得ていないのですが、リールを巻いて リリースしての繰り返しを20分くらいは続けたのかな。 ゆっくり釣り上げました。 何とか1匹釣りあげました。

50~60㎏はあるでしょうか。かなりの重量感があります。 竿も特別なものではなく、普通の川魚を釣るような竿でした。(少なくとも私にはそう見えました) 自分は竿を折ってしまうのでは?と心配していました。 よくできているものですね。無事折らずに済みました。

 

ガイド曰く、記念に剥製にしてくれるサービスもあるとのことです。 私は丁重に断りました。

1匹釣ると、ガイドはもう終わった気分になっています。 後は時間をつぶして港に帰りました。 残った餌を港にいる鳥にあげたりしていると、何と野生のアシカが船に乗り上げてきました。

最初は、夢でも見ているのかと思いました。 鳥と同様に、人間が残った魚をくれるということを分かっているようです。

  

この日は海の巨大生物を2つも間近に感じる貴重な1日でした。

最後に

このサンルーカスという町は、アメリカからの観光客が多く、メキシコよりもアメリカという雰囲気がします。 値札はドル表示ばかりです。

物価も高く、何かアメリカに来たような印象を受けました。 私が住んでいるメキシコの地方都市ではメキシコペソしか流通していなくて、 英語もほとんど通じません。物価も普通です。

なんか、メキシコ観光に来たのですが、どちらかというとアメリカの雰囲気が漂う町でした。 このサンルーカスに限らず、メキシコの海岸沿いの多くの町はアメリカ人の観光でにぎわっています。