171227 Lima(リマ)
7~8年ぶりにペルーに行きました。メキシコシティーから飛行機で約5時間。
決めたのは行く4日ほど前です。
メキシコシティーから南米行の便はどうも深夜便が多いこともあって、
どうせなら行きも帰りも飛行機で寝ようと考え、夜中移動する便を選びました。
今回はペルーの首都リマです。
たいして目的があったわけではないのですが、たまたま近くにいるので歴史のある国、ペルーに来ました。
前回はアンデスの町クスコでしたが、今回は首都のリマです。
太平洋沿いということもあり海鮮料理が豊富です。
嘘か本当かペルーの第2の主要産業は漁業だとか。
セビチェという刺身とカルパッチョの間のような料理がおすすめです。
どこのレストランでもあまり外れがありません。
世界遺産にも登録されている近くの遺跡、どうも4大文明とほぼ同時期くらいの最古の遺跡のようです。
この遺跡を見学してきました。(・・・といってもただの空き地同然です。以下写真参照)
行く途中に町はずれにある住宅地が目に入ります。
前回同様に今回も同じ印象を受けました。この国は日本から50年くらいは遅れています。
映画に出てくるような木や草のないはげ山の傾斜に、作りかけなのか壊れかけなのか
わからない品質水準の低い建物群、壊されたからこうなっているのか、もともと途中で
作るのをやめたのか、見た人間からすれば不自然な貧相な家々。
なんでこれを放置するのかよくわかりませんが、
市内中心部の華やかな建物とは鋭いコントラストを生んでいます。
これが現実です。メキシコと比べても30年くらいは遅れている印象を受けます。
それでも前回に比べて富裕層が増えたのか、市内の交通事情は劣悪です。
車が溢れかえっていて交通網がマヒしています。常に渋滞。さらに交通ルール無視の割り込み、逆走。
これはどこかで見たことある。。。中国蘇州と同じレベルです。
こんなところで運転したくない、そう思わせるストレスを感じさせる市内交通です。
仕事の兼ね合いで電話をかける用事があり、現地のプリペイドシムを購入を試みましたが、
私のパスポートでは販売してもらえませんでした。
この国はメキシコと違いしっかりしているようです。シム購入時に身分証明を要求してきます。
これが普通ですが。。。
どうもそのシムで通話できるのはアメリカ、カナダ、中国、あともう一つ、忘れた。。。
日本は入っていないのですが、ここでも中国の影響力を感じます。
おそらく中国がかなりの投資をしているのでしょう。
ペルーの人が時差と距離がある上に文化圏も全く違う中国になど電話するはずがありません。
にもかかわらず、中国に通話可能ということは政治的な背景を感じます。
昨年キューバに行った時もそうでしたが、キューバでも建物や道の名前に中国名称が入っていました。
こちらも全く中国などとは無縁と思われますが、
おそらくかなりの投資をして国際的な影響力を強めようとしているのでしょう。
ペルーの国会議事堂前。イベントがあり閉鎖されていました。
フジモリ元大統領の恩赦に関するニュースが、一日中報道されていました。
セビチェはこんな料理です。
リマの海岸沿い。少し地形が隆起していて、海岸沿いが崖のようになっています。
遺跡観光の写真です。