190901 転職活動期間と転職活動の概略紹介

今回は「転職活動期間と転職活動の概略紹介」というテーマで話をします。これから転職を検討している人や転職活動しているけど転職先がなかなか決まらない人に向けて、転職活動の概略を紹介します。

一般的な転職活動の期間とは

そもそも、一般的な転職活動期間はどの程度でしょうか?
私の周りの転職者の話を聞くと、だいたい6ヶ月~1年くらいでした。
私は6ヶ月ほどでした。
その時の経済情勢も影響するため、活動期間の長さを心配する必要はないと考えています。

転職サイトに登録する

つづいて、転職活動の流れを簡単に説明します。
自分の経歴を転職サイトに登録します。転職サイトに登録すると、サイトに掲載されている求人を検索することができます。 企業や転職エージェントからも求人案件の連絡が届きます。この2つのやり方で求人を探します。

私が3つの転職サイトに登録しました。いくつかよさそうな案件が届くと、転職エージェントと情報のやり取りを始めます。 応募方法や採用プロセスについてはエージェントで回答してくれます。具体的な仕事内容や組織体制、部内の重点的なテーマ(どんな活動に取り組んでいるか)などは、エージェントではわかりませんので、直接面接のときに責任者に質問しました。簡単な内容であれば、エージェントから会社人事に問い合わせてくれたりもします。

転職活動で一番時間がかかるのは、この会社を探す期間です。
私の場合は、応募企業を探す活動に5ヶ月ほどかかりました。最後の1ヶ月で応募、面接を行いました。
このように、転職先を見つける作業が一番時間のかかる活動です。

※一般的には、求人募集している会社の求人が転職希望者に案内され、求職者はそこから応募先を探すという活動になりがちですが、本当に魅力的な会社は募集をかけなくても応募者が殺到します
したがって、案内が届く求人から選ぶという方法ではなく、自分が働きたい会社を自ら探すという活動をおススメします。

会社に応募する

よさそうな会社が決まると、エージェントを経由して応募します。
書類選考--> 1次面接 -->最終面接という流れが一般的のようです。会社によっては面接が1度のみであったり、3度以上あったりします。
※数社同時に受けるために、ある程度応募時期をまとめることをお勧めします。
仮に1社から内定が出ても、決断を保留できる期間は1~2週間です。 つまり、同時に複数の選択肢を持っておかなければ、他に応募した会社があったとしても選択肢を放棄しなくてはならなくなります。

書類選考

書類選考は、履歴書と職務経歴書を提出するだけです。
その書類を見て会社人事担当者が合否判断します。合格が出ると1次面接に進みます。

1次面接

1次面接は、たいてい電話面接です(応募先企業を訪問する必要はありません)。
相手側は人事責任者と担当部門の責任者が出席します。 30分~1時間ほど面接をして、会社紹介を聞いたり、自己紹介・経歴の説明をします。 なかなか外部から得られる情報は少ないので、仕事内容や組織体制について細かく質問してみてください。
1次面接に合格するといよいよ最終面接です。

最終面接

最終面接は役員が出てきます。また、本社に行く必要があります。
遠方に住んでいる場合は、休暇を取得して面接に行くか週末に面接を実施してもらうようにします。

最終面接には役員と人事責任者の2~3名が対応することになります。
面接時間は会社によりますが、15~30分程度です。最終面接では相手の役職も高いので、あまり実務レベルの質問はできません (質問しても、的確な回答を得られません)。従って、細かい話をするのであれば、1次面接のときが良いと思います。
面接前後に配属予定部署の部門長と話ができれば、そのときも良い機会です。最終面接に行くと待ち時間がありますので、会社によってはその時に部門長が雑談に来てくれます。私の場合は製造業のエンジニアだったので、現場見学させてもらいました。

最終面接を通過すると、エージェント経由で合否通知が届きます。
合格の場合は、その後に条件面での通知が来ます(ここに想定年収が記載されています)。内容に満足すれば、入社の意向を伝えます。少し違うと思えば、辞退できます。会社によりますが、辞退する場合は少なくとも1年間は同じ会社に応募できません。
入社するにしても、辞退するにしても、内定通知後1~2週間以内に意向を連絡する必要があります。

以上が転職活動の流れになります。



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