200514 少し先の将来予想

今回は「少し先の将来予想」というテーマで話をします。変化の激しい現代では将来を予想することは簡単ではありませんし、私は専門家でもありません。過去からの流れと現在の技術力を背景に、「いずれこうなっているのではないか」とぼんやり考えるものです。 そういうつもりで、ただの参考としてもらえばと思います。

過去から現代までの状況の変化

過去から現代までの流れと近年の諸外国の発展の話をします。
過去から振り返ると人々の生活環境は徐々に良くなっています。生きていくことが困難だったこと時代から、徐々に医療制度や衛生環境が整備されてきました。教育の普及や人権の尊重も認められるようになり、生活の質はよくなっています。 以前は貧しいとされていた諸外国でも、過去10~20年で大きな躍進を遂げています。東南アジアの国に出かけても日本と同じようなサービスを受けることもできます。警察もそれなりに機能しているため、生命が脅かされるようなこともほとんどありません。

また、経済活動や技術革新が進んだおかげで、多くのサービスが低いコストで提供されるようになっています。極端な話をすると自宅から一歩も出なくても、買い物もできるし仕事もできます。少し前は考えられなかったことですが、現代の人であれば納得するはずです。

日本では労働人口不足の理由で、定年延長などの議論もありますが、個人的にはあまり効果的な対策と考えていません。世間を見れば、別に人がやらなくてもよい仕事や自動化できるような職業はたくさんあります(※人しかできない仕事もあります)。そういった仕事を無人化していけば、必要なところに必要な労働力を回すことができると考えています。
個人的には、海外に比べ日本は遅れていると感じています。雇用を守ることを優先したせいで、効率化が進んでいないのです。このしがらみが、結果的に生産性を下げています。

少し事例をあげます。諸外国を見れば、配車サービスや民泊は個人でできるようになっています。企業でなくてもこういったサービスを提供できる時代になっているのです。すごいことだと思います。日本では規制が厳しいために、既存産業が守られていますが・・・。
話のポイントは、わざわざ大きな投資をしなくても、個人レベルで配車や民泊のサービスを提供できるということです。この方が、労働力や余剰資産をうまく活用できると思いませんか。

技術革新による自動化、省人化

自動化の流れが進んでいるため、人が働く時間は減ってきています。人間は徐々に働かなくてよい環境に近づいています。 産業革命時期や高度経済成長期は、奴隷のように毎日働いて過ごしていましたが、生活が豊かになった現代ではそんなことはありません。労働時間は減少傾向です。近年も労働時間の上限にかかわる法案が施行されたばかりです。 随分前から実体経済の面では、生活のために働く時代から、余暇を楽しむために働く時代へと変化しています。
※これはあくまでマクロな視点です。すべての職業で完全に人が不要になるとは考えていませんし、仕事をしたい人はやればよいと思います。

念のために記載すると、別に働くことを否定しているわけではありません。働き方に自由度が出てくるということです。働きたい人は働けばよいし、仕事内容によっては職場に行く必要すらありません。従来のように決まった時間に仕事をする必要はなく、家族と暮らしながら仕事をするような働き方も可能になってくると考えています。

こうなってくると、「余った時間をどうする」という話になってきます。これまでは忙しく働いていた時代でしたが、この点を真剣に考えないと退屈な人生になる可能性があります。仕事でも趣味でもよいのですが、自分の人生を捧げられるようなこと。これを見つけないと、退屈な人生を過ごすことになります。そんな将来をぼんやり予想しています。

将来は現在の活動の地道な積み重ねである

「将来のために今を犠牲にして・・・」という考えを持つ人が大勢いるのですが、大切なのは「今」だと思います。将来は毎日の積み重ねの後に来るもので、毎日を楽しんでいない人、充実していない人に「華やかな将来」があるとは思えません。 年をとればとるほど挑戦できる機会は減っていきます。これは雇用状況を考えても明らかです。年をとればとるほど不利になるということです。年を取った時のメリットを考えると、例えば、お金なのか、人脈なのか、経験なのか、スキルなのかです。これらは年をとれば自動的に得られるわけではなくて、若いうちから努力はしておかないと身につきません。

ということで、2つの話をしました。1つは自動化が進んで人の余暇の時間が増えるということ、もう1つは、将来は今の積み重ねであるということです。

将来に向けて準備をするためには「今」が重要だということです。「今」を充実して生きていくことができなければ結果的に何も残らない可能性があるということです。余暇を持て余し、仕事をする必要がない、そんな未来が訪れるのではないかと考えています。

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名前:佐々木     2020-08-20 19:27:55

本文:
こんにちは、ブログ大変面白く拝見させていただきました。

現在、私は某東証一部メーカーの生産技術部に4月から配属になった、社会人一年目です。
最近、仕事(見積依頼、設備の修繕、改善提案)
も覚えてきました。
事務所を見ても10年先輩や20年先輩の姿を見て黙って仕事をしていても、あのような姿になっている自分を想像すると恐怖を覚えます。

自分の将来の目標は、独り立ちして個人事業主としてスモールビジネスで生きていきたいと思っています。
(働く時間と働く場所は自分で決めたい)

現在、転職(IT系)にいくか、職種を変えて営業にいくか、もう少し決断を先延ばしにして他の選択肢を考えてみるか迷っています。
もし、スズキさんが自分のような立場ならどのように考えて結論を出すかお考えを聞きたいです。
長文失礼しました、何卒返信のほどよろしくお願いします。

名前:管理人     2020-08-20 20:01:15

本文:

こんにちわ。コメントありがとうございます。
本サイトは、私が見てきた景色をできる限り客観的に紹介しているつもりです。
誰かの参考になっているのであれば、うれしい限りです。


新人のときは悩むものです。(私もそうでした)
理想と現実の違いに大きく失望してしまいがちです。

長期的な視点は必要ですが、まずは専門的な仕事を余裕でこなせるレベルまで成長することです。
社内でわけのわからない雑務に時間を取られていても時間の無駄ですので、雑務しかないのであれば、プライベートで勉強を始めてみてください。
ただし、時間はかかります。年単位で継続するつもりで励んでみてください。
※社外の活動を始めると新鮮な視点もできます。
特定の分野で実力をつければ精神的にかなり余裕ができます。(多少の金融資産もあればさらに余裕ができます。)
職種や業界を変えるにしても、行動に出るのはそれからです。

いずれにしてもコロナ騒動が落ち着くまでは退職しようなどとは思ないことです。
スキルもない状態で退職すると自分が不利になります。

いくつか参考記事紹介します。
興味があれば参照ください。


気付きにくい会社勤めの隠れたメリット
https://estacionsuzuki.com/career/191128.html

若手社員が退職するときの考え方
https://estacionsuzuki.com/career/190819-2.html

20代の人に伝えたいこと
https://estacionsuzuki.com/engineering/200307.php

ブログ運営で磨く経営能力
https://estacionsuzuki.com/others/200530.php