200720 アウトプットが人の成長に大切な理由

今回は「アウトプットが人の成長に大切な理由」というテーマで話をします。普段意識することがないかもしれませんが、アウトプットを意識すると長期的に自分の成長に役立つことがたくさんあります。今回はそんな話をします。

【目次】

  1. アウトプットとは価値を提供する手段
  2. アウトプットのメリット
    • アウトプットのメリット1(自分の実力を確認できる)
    • アウトプットのメリット2(記録に残る)
  3. アウトプットに関してお勧めしたいこと

アウトプットとは価値を提供する手段

まずアウトプットを「価値の提供」と定義します。
自分で何かの価値を創出することです。ゼロからイチを生み出すようなイメージです。イチを創出したつもりでも、他人がイチと判断しなければアウトプットしたことにはなりません。あくまで評価の基準は他人です。

本を読む、講習会に参加する、これらはあくまで消費者の行動です。従って勉強にはなっているかもしれませんが、アウトプットの視点で考えると何もしていないのと同じです。勉強したつもりになっても実践(アウトプット)できなければ価値がないのです。


情報をインプットするだけでは何も変わりません(やがてインプットした情報を忘れます)。このインプットとアウトプットのバランスが大切です。5対5くらいが理想です。8対2でも良いと思います。ところが、10対0ではダメです。

アウトプットの分かりやすい事例が書籍、メルマガ、ブログなどです。生産者の行動は価値の享受ではなく提供です。他人を引き付けるような情報を提供している人はこの法則を理解しています。

「いきなり本など書けない」と思うかもしれません。最初は日記でも何でもよいのです。 エンジニアの場合は図面やプログラムコードも立派なアウトプットです。


アウトプットのメリット

続いてアウトプットのメリットを紹介します。
私が考えるメリットは以下の2つです。
・自分の実力を確認できる
・記録に残る

アウトプットのメリット1(自分の実力を確認できる)

別記事でも紹介していますが、アウトプットすると自分の実力が明らかになります。例えば、本を読んで理解したつもりでも、実践してみるとできないということはよくあります。「知っていること」と「できること」は全く別の話だからです

実践(アウトプット)することで自分の実力を確認できます。不足している部分があれば、その情報やスキルを補うためのインプットという行動が生まれます。結果的に自分の実力が磨かれていきます。


1つ事例を挙げると、役員の前でプレゼンをする機会を想定します。下手なプレゼンにならないように資料の準備や発表の練習をするはずです。内容が正しくても説明が下手ならば、相手が受ける印象が下がります。そして自分に対する評価も下がります。
一方、プレゼンをする機会がそもそもなければ、プレゼンの練習などしないはずです。つまり、アウトプットする機会が本人の成長を促しているのです。

このように、アウトプットすることで成長サイクルが生まれます。

アウトプットのメリット2(記録に残る)

2つ目のメリットは記録に残ることです。
スキルや専門性というのは無形資産です。その仕事に従事している間は無形資産を維持することができますが、その仕事を離れるとやがて忘れたりできなくなります。残酷な現実ですが、そういうものです。第一線を離れるとスキルはどんどん衰えます。

スポーツ選手の運動能力が衰えるようなものです。運動能力と同様に判断力も劣化します。競争環境に居続ける人と競争環境から退いた人では感性が変わります。人間は環境に慣れる生き物です。

無形資産をアウトプットとして有形資産にしておくと、少なくとも記録として無形資産を残すことができます。例えば、作品(図面、書籍、建造物など)です。もっと言えば、日記でも構いません。当時の記録となるものを何らかの形で残しておくことで、後になって当時の状況を取り戻すきっかけができます。


アウトプットに関してお勧めしたいこと

アウトプットと聞くと職場での成果をイメージするかと思います。職場で成果を出すことも立派なことです。ただ、今回は職場以外でのアウトプットを勧めたいと思います。

というのも、職場ではどうしても主観的になりがちです。閉ざされた空間での同じ人間とのやり取りです。悪く言えば評価にバイアスがかかります。職場以外では通用しないアウトプットになる可能性もあります。 また、職場でどんなに良いアウトプットをしてもその権利はすべて会社に所属します。極端な事例を挙げると特許裁判などです。過去の判例を見る限り、個人の努力はほとんど報われないようです。

最近では副業解禁やパラレルキャリアと言われるように、自分のスキルを活かして社外で何かの活動に取り組んでみてはどうでしょうか?ボランティアでも、副業でも、週末起業でも何でもよいのです。メルマガでも、ブログでも、書籍でもかまいません。

活動のメリットとして、社外のつながりができること、客観的な評価を受けることができること、自分の居場所が社外にもできること、などポジティブな面があります。高い評価が得られれば、お金が生まれることもありますが、必ずしも金銭的なリターンを考える必要はありません。 金銭的なリターンがなくても他人の役立つことはたくさんありますし、それがモチベーションにもなります。

以上、アウトプットのメリットについて紹介しました。



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