200428 ほとんどの仕事がつまらない理由を雇用維持の視点で考える

今回は「ほとんどの仕事がつまらない理由を雇用維持の視点で考える」というテーマで話をします。世間では会社員の仕事意欲が低い状態が続いています。最初は希望に満ちて就職したにもかかわらず、期待と違う現実に落胆してしまう人が多いように思えます。今回は、なぜ仕事がつまらないのかを雇用の面で考えてみます。

仕事がつまらない理由(雇用維持の側面)

まず事実として、労働者のほとんどが「仕事がつまらない」と感じながらも仕事をしています。各社のアンケート調査や会社員の働きぶりを見ても、大勢の人がこの事実に納得するはずです。やりたい仕事をできる人はごく一部の人間だけです。

雇用維持の視点で考えると、いたって自然です。
自社の従業員全員が満足するような面白い仕事を提供し続けることは、ほとんどの場合不可能だからです。日本では会社は従業員を解雇できません。1度採用したら、よほどのことがない限り従業員が自主的に退職するまで面倒を見なくてはならないのです。現代では変な仕組みにですが、この法律のおかげで従業員は守られています。

従業員によって本人の期待事項はそれぞれです。そんな従業員の個別の期待に応えながら、全従業員に雇用を提供することなどはっきり言って不可能です。例えば、自分の子供に1年365日間、飽きないおもちゃを提供し続けることを考えてみてください。不可能ではないですか? これと同じ話が従業員の仕事にも当てはまります。 一時的に面白い仕事を経験することはできるかもしれません。ところが、何年もその状態が続くことなど期待できません。

ほとんどの人は従業員の立場でやりたい仕事を考える

皮肉な現実ですが、一般会社員の場合は上記の通りです。
この背景を理解しないで、やりたい仕事を探しても完全に一致することはない少ないはずです。では、どうすればこの現実に対応できるのでしょうか。世の中にはやりたい仕事をしている人がいるのは事実です。 そこで、わたしなりに答えを考えてみました。

1つの答えは、案件ごとにプロジェクトに参加することです。一部の会社ではこういった働き方も存在します。やりたい仕事単位で人材を募集します。仕事が終わればチームは解散します。この方法であれば、雇用主も従業員もお互いが幸せな形で仕事をすることができます。

やりたい仕事をできる人の特徴

2つ目の答えになります。
世の中でやりたい仕事に従事できている人は、経営者、有名人、俳優、スポーツ選手のような人達です。 誰でも納得する回答ですが、彼らはなぜやりたいことを仕事にできるのでしょうか?おそらく「能力があるから」と考える人が多いのではないでしょうか? 私の答えは少し違います。ポイントは「仕事を選べるかどうか」です。 彼らは自分がやりたい仕事を選んでいるのです。

会社に雇用される限り、仕事を選ぶという考え方を持ちにくいかもしれません。 ところが、人生を楽しく過ごすためには、自分で自分の仕事を選ぶという考え方を身に付けなくてはなりませんし、これは誰にでも与えられた権利です。誰でも最初は選択肢をもってその会社に入社したはずです。

一般会社員がやりたい仕事をするための具体的な方法

少し具体的な話をします。
すでに就職してつまらない仕事に毒されている人はどうすればよいのでしょうか。

1.真剣に自分が何をしたいかを考える
今いる環境で自分が何をやりたかったのか真剣に考えることです。今の仕事がつまらないと思うのであれば、何が原因でつまらないのかを真剣に分析することです。そしてその問題が解消される方法を考えるべきです。やりたいことが違ったのであれば、何かやりたいことを見つけるべきです。

2.試しになにかを始めてみる
もしやりたいことが見つかったのであれば、小さく始めてみることです。小さく始めて実験と検証を行います。「やってみたら実は違った」ということはよくあることです。最初からやりたいことにすっぽりはまる人の方がまれです。ほとんどのことは、想定していなかった事実に直面して落胆してしまいます。
そうならないためにも、小さく始めて自分のやりたいことだったのかどうか検証するのです。

せっかくの人生なので楽しく仕事をして過ごしたいものです。


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