200526 全体感を把握することの重要性

今回は「全体感を把握することの重要性」というテーマで話をします。自分の活動に理由を見出し、迷子にならないためにも物事の全容を把握する必要性を紹介します。

全体感を把握することの重要性

私は全体感をざっくり把握した後で、細部を詰めるというやり方を心がけています。仕事をするときでも、新しいことを学ぶ時でも基本的には同じです。仕事の場合は培った専門性があるため、全体把握がなくても大きく失敗することはありません。

一方で新しいことを始める場合は、全体感が見えないことがほとんどです。やってみるまで分からないことが多く、始めてみると実は予想していなかったことがたくさん見つかります。この「新しい発見」は、投入した時間に比例して増えていきます。ポジティブな発見もあれば、ネガティブな発見もあります。そんなときに最終的なゴールをイメージできていなければ、途中で迷子になってしまい挫折してしまうこともあります。あるいは時間内にゴールにたどり着けないかもしれません。

そうならないためにも、ゴールまでの地図となる「全体感」を可能な限り把握するように心がけています。とはいえ、新しい分野については全体感をイメージすることは簡単ではありません。少し事例を紹介します。

本サイトで紹介している英語学習の事例生産技術の仕事紹介については全体感が分かる内容を記載しています。これは自分がその事柄を経験したからわかる内容であって、最初の頃は詳細を理解していたわけではありません。

新しい分野の事例は、ベーシックインカムの記事サラリーマンの意識調査の記事です。私はこの分野の専門家ではなく、ただの素人です。それでも全体感の把握を意識しているために文章に説得力が生まれています。

会社の仕事で全体感を把握する意識

この全体感の把握は仕事をする上でも同じです。
可能な限り全容を把握する意識を持たないと仕事の成功確率が下がります。やっている仕事の全体感を把握できていなければ、その仕事案件がキャンセルになったり、場合によって雇用自体が失われる可能性もあります。想定していない出来事が発生した時に対応することができないばかりか、大きな失望を味わってしまうことになります。

なかには概略や背景を隠して、細かい指示だけを部下や取引先に与える人物がいるのも事実です。問い合わせをしても、意図的に隠そうとする人物もいます。会社経営に関する情報を開示する必要はありませんが、仕事をこなすうえで必要な情報は正しく展開するべきだと考えています。 そもそも、全体感を把握できていないと何のためにやっている仕事か理解できないうえに、モチベーションを保てないはずです。ただ作業をやらされていると感じる仕事に、人間は喜びなど感じません。

仕事でも勉強でも目的が必要とよく言われます。なぜそれをするのかという目的やモチベーションがないと、あとでやっていること自体が間違っていたと気づくかもしれません。私は、全体感の把握も同様だと考えています。

新しいことを始めるときの全体感把握

新しいことに挑戦するときも考え方は同じです。
未経験分野ではあくまで予想でしか全体感をとらえることができません。それでもないよりはマシです。レベル5の課題を想定している人物とレベル1の課題しか想定できていない人物では、明らかに前者の学習作業が効率的になります。

後者でよくある失敗は、レベル1の課題を解決することにリソースを集中し過ぎてレベル2の課題が現れた時には、対応する気力と体力が残っていないことです。結果として時間切れになったり、あきらめたりしてしまうのです。

前者の場合は最初からレベル5の課題が見えているので、レベル1の課題を70点が取れる程度のリソースしか投入しません。大切なのはレベル5まで早く進み、レベル5をクリアできる気力と体力を残しておくことなのです。

話のポイントとして、新しい分野は始めるまで課題は見えてきません。ある程度想定することは可能ですが、レベル5をクリアした後にレベル10の課題が見えてくるかもしれませんし、レベル3でゲームクリアしてしまうかもしれません。つまり、状況に応じて対応せざるを得ないという不測の事態を想定しておかなければならないのです。
高いレベルに到達するための裏技など存在しないので、地道な努力を続けるしかありません。 それでも、この考え方を身に付けることで少しだけ精神的な負担を減らすことができ、物事を効率的にこなすことができるようになります。

まとめ

全体感を把握することの重要性というテーマで話をしました。自分が把握できている領域とできていない領域を正しく理解しておくことが、将来の行動を左右するということです。すべてのことを把握することは不可能ですが、把握する努力をするほうが期待する未来を実現する可能性がほんの少し高くなります。



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